素晴らしいアイデア・意見が出るよ~!いろんな場面で使えるかも
今日は、ちょっとまじめなお話を少し・・・(いつもは真面目じゃないと思われそうですが・・・)
先週末、また福島先生のセミナーに行ってきました。
いろんなお話を聞いてきましたが、今日は、また一つ書いてみたいと思います。
会社勤めをされている方は、ミーティング
子供さんがいらっしゃる方は、いろんな場面での話し合い
その他、いろんな会議や検討会
そんなところで、素晴らしいアイデアとか意見が出せたら素晴らしい!
皆さん一度は何かの会議に出席したり話し合いに参加したりしたことはありますか?
その時っていかがでした?
活発な意見が飛び交う場合もあれば、そうでない場合も・・・
しかし、会議というものは、なかなかそんなに活発なものになるケースは多くはないようです。
私が出席した会議や検討会も、ほとんどが、しーんとしていて、誰かの意見に流されて賛同してはい終わり~みたいなものが多かったような気が・・・・
先日の福島先生の話の中で、「創造性のニ段階」というものを教えていただきました。
創造性には2段階があり、それは、一次的創造と二次的創造に分類される(これはマズローという博士が唱えたものらしいです)そうです。
一次的創造とは、空想的・芸術的な側面で、空想・夢・ひらめき・思いつき・詩・ユーモアなんかが挙げられる。
二次的創造とは、現実的、科学的・懐疑的な性格のもので、論理的・常識的・理性的に創造することであり、どちらかというと否定的性格からの創造。
そして、そして、何と、夢や思いつきのような一次的創造は、絶対に否定的性格の二次的創造には勝てない
のだそう
つまり、一次的創造と二次的創造を同時にやると必ず二次的創造が勝ってしまうことになるのだ。
無理かもしれないあなって思いながら言ったことを、ずばりと否定されると、人間って、自分が否定されたような気になって、それから先は考えることすらできなくなる。
経験ないだろうか?
ちゅうたろう・・あるなあ。
それ無理なんて言われると、やっぱ、しゅーんとなっちゃうもの。
まあ、これをわかりやすく会議で説明するとこうだ。
うまくいかない会議には、一次的創造と二次的創造、必ずこの二つが同時に行われている。
A:「何か意見ありますか~?」
B:「はい、○○なんてどうですか?」
C.D.E:「それは、○○から判断して無理なんじゃ・・・」
こんな感じ。Bが意見やアイデアを出しても、二次的な人が必ずいて、否定する。
そこで、すべてのアイデアや意見は潰される・・・出てこなくなる
否定されるという恐怖と不安から、正解を探して、堂々巡り・・・
学校の勉強じゃないし、本当は、正解なんてないのにね・・・
ちなみに、福島先生曰く、
会議を成功させたければ、必ず一次的創造と二次的創造の時間を分けなければならない
んだって。
またまたわかりやすく説明すると、こうだ。
まず、思いつきやひらめき、夢のようなお話を言いっぱなしの時間をとる。
その時には、出された考えや意見アイデアについて、誰一人として否定もしてはいけないし、否定的な言い方、そういう目でみてもいけない。これは絶対破ってはいけないルール。
おお!すごいっていうような感じで、どんどん意見やアイデアを言う。
誰も否定しないし、どんどん出てくるらしい。
福島先生は言います。
思いつきは100あれば、必ずその中に2、3の輝いたものがある
この原石のようなアイデアを潰して、会社がつぶされるケースもほんとにあるそうです。
意見やアイデアって、ほんとに大切だなあって思いました。
そしてそして、こうした夢の一次的創造の時間が終わり、別に新たに時間をとって、今度は、出されたアイデアや意見を二次的創造の側面から切っていくというのが、効果的なミーティングができる方法なんだって。
こうして、会社が救われたケースもあるということだし、人間の創造力って、すごいものがあるんだなあって思ってしまいました。
たったひとつのアイデアで会社がつぶれたり、助かったり・・・
単なる考え方なんだけど、なるほどなあって思って、ちょいと記事にしてみました。
会議だけじゃなくて、私生活にも、これをうまく応用すれば、いろんなところで、すごいものが生まれそうなきがします。
子供達のアイデアをうまく引き出したり、サークル活動なんかでも使えそうです。
何かの際にでも、覚えておくといいかもですよ~。