土足の子に何も言わぬ親・・・ | 遠くへ嫁いだ妻達へ

土足の子に何も言わぬ親・・・

連休中のこどもの日、父は仕事だった。

母と二人で、父にお弁当を届け、その帰り、


「回転寿司でも食べて帰ろうか」


ということになり、近くの100円回転寿司へ。


子供の日ということもあり、店内には、待っている家族がたくさんいた。

さっそく名前を書いて、待合い用の長椅子に母と二人で腰掛ける。


ちょうど、対面にも待合い用の椅子がいくつか置かれていた。



続々と入ってくる家族連れ。


と、一組の家族がちゅうたろうの目の前に座る。


父親

母親

小学5年生くらいの女の子

小学2年生くらいの男の子

4歳くらいの男の子


の5人家族。


子供達は、待ち時間に店内を動き回る。

最初は、元気な子供達だと見ていたちゅうたろう。

しかし・・・・・

しばらく見ていると、子供達全員が土足のまま、椅子の上に上がり、立ったり、寝ころんだり・・

土のついた靴のまま、椅子に立っている・・・

女の子はどう見ても、もう5年生くらいの年齢。

これがいいことか分からないのかな。この年じゃ・・・

いや、でももう分別はつく年だ。


親は????


そう・・・それを平気でじっと見ている。

靴を脱ぎなさいとも言わず、父親と笑いながら見ている。

年のころは、ちゅうたろうと同い年くらいか。


靴が土で汚れているのは一目瞭然。

後から、そこに座る人の気持ちは??


いつ親が言うのか・・・

半分期待しつつ待つちゅうたろうとちゅうたろうの母。

しかし、いっこうに注意する気配すらない。

近くに座っていたお年寄りも何か思っている顔つき。


いくら子供とはいえ、人に迷惑をかけるような行為は、許せない。


そのドあほな親に聞こえるように、


「靴も脱がないであがってるよ・・・」

と独り言のように言ってやった。


聞こえたのか、そのバカ親は、ちゅうたろうのほうをちらりと見て、


「靴脱ぎなさーい」


と、全く説得力のない声色で注意する。




ああああ、だめだこりゃ

どうなってんだろ、この親は・・・



せっかくの子供の日。

何かとても嫌な思いが残った。


放任主義をはき違えていないか?


こういう親がいることを思うと、日本の将来がちょっと不安になってしまうちゅうたろう。


自分が子供を持ったら、こういう親にはなるまい

そう思う。