なんてすごい出会い・・・なのかあぁっ?! | 遠くへ嫁いだ妻達へ

なんてすごい出会い・・・なのかあぁっ?!

こんな私ですが、旦那との出会いは、他人に言わせれば、「すごい出会い」だそうです。
でも、自分としては、そんなことひとつも思わないのだけれど。

皆さん、

9.11

この言葉を聞いて、何を思い出しますか?何も想像できない人・・・いますかねえ。 そうなんです。この日は、あの忌まわしい同時多発テロが起きた日。実は、その日、私たちは、同じ会社の研修で、2ヶ月間、アメリカのサンフランシスコ近郊のとある町に行くことになってたんです。

そして、予定どおり、飛行機はテイクオフ・・・したのはいいのですが、飛行機に乗ったのは、私と数名を除いた他の研修員達。もちろん、旦那もこの飛行機に乗っていたわけで・・・

私は・・というと、当日、羽田までの飛行機が、台風のため、大幅に遅れ、なんと出発便に間に合わなかったのですよ。ほんとに、間抜けでしょう?


「何事も、余裕を持って望みましょう」


これ、以来の私の教訓になりました。(T。T)


で、旦那は機中でテロが起こったことを知り、私は、羽田の某ビジネスホテルで、この事件のことを知ることになるのですが、ホテルでテレビを見た時は、ほんとに背筋が凍り付きました。これって映画のシーン???知り合いからは電話は鳴りっぱなしで、一人ベッドの上で、じっとニュースを見ていたのを思い出します。

ほんとに、忌まわしい出来事。忘れてはいけません。

レベルが引き上げられた厳重警戒の中、私は、一足遅れて何とか、現地入りすることができたんです。しかし、私ったら、何故か、出発日の何日か前から、「流行目」にかかってしまい、コンタクトがいれられない状態だったのですよ。ほんとに、情けない・・・あーぁぁぁ・・・と思いつつ、いつもは寝る前だけ着用の、しかも誰にもみられたくない「超ド近眼眼鏡くん」を出動させねばならない始末。かけたくなくても、かけなければ何も見えないので、仕方なく、終始うつむき加減でした。

旦那はというと、機中でテロが発生したと機内放送が流れ、サンフランシスコに降りるはずの飛行機が、急遽バンクーバーへ緊急着陸。6時間にわたり飛行機からでれなかったとか。機中では、まさか、こんなことになってるなんて、誰も予想もつかなかったそうです。


そんなこんなで、研修員全員が合流したのは、サンフランシスコの某ホテル。

近眼君をかけた私は、できれば、目は治るまで誰にも会いたくないなあと思いつつ、うつむいてエレベーターに。

チーン!!と途中でとまったエレベーター。

誰か乗ってくる!

で、扉が開いて、思わず顔を上げたら、旦那と目があったという訳で・・・

今、旦那が言うには、その時、私の顔を見て、

「すっごい眼鏡の中国人だなあ」

と思ったとか。

それから、30人ほどで研修は始まり、何事もなく無事に帰国が近づいてきました。帰国直前、いきなり、旦那から告白されたんですよ。

どう思います?